2016年度基本方針

スローガン2016logo

基本理念

好奇心が芽生え、そして生まれるとめどない情熱が 誇りあるまち花巻を創造する

基本方針

一、新しい価値観を生み出す地域の活性化事業

一、わんこそば全日本大会の企画運営

一、イーハトーブフォーラム花火大会の運営

一、未来を切り開く人財へと導く青少年育成事業

一、自立した組織へと導く青少年育成事業

一、創立60周年へ向けての準備事業

一、互いに尊重し共に成長する会員開発事業

一、青年経済人としての人脈を広げる会員拡大事業

一、地域に情報を発信する効果的な広報活動

 

理事長所信

はじめに

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我々の所属する青年会議所は、明るい豊かな社会の実現を目的として運動するまちづくりの団体です。私の考える明るい豊かな社会の実現とは、市民一人ひとりが好奇心を持ち、情熱に変え何事にもチャレンジしていくことです。私が何事にもチャレンジすることが重要であると感じたことがあります。尊敬する経営者の一人である、京セラ株式会社の名誉会長である稲森和夫氏の著書に書かれたこの一文がそう思わせました。

「情熱と呼べるほどの強い思いが、成功への鍵なのです。」

情熱を持ち続けると成功へ繋がっていく。情熱が強ければ強いほど目的達成に近づくと記されております。我々の目的の達成のためには、まずは会員が先導してまちづくりをする意欲を持ち、そして市民の意識を変革し住みやすいまちを共に創り、誇りあるまち花巻の創造、そして明るい豊かな社会の実現へと繋がっていくことであり、目的達成のためには好奇心、情熱を持ち挑戦することが必要です。 入会した当時の私が先輩から学んだのは、正に情熱をもってチャレンジする精神です。情熱を持つことは言葉で言うほど簡単ではありません。人は誰でも初めての物事に挑戦する時は、不安感や緊張感が生まれ自分の思っている方向に中々進まない場合が多いと思います。また情熱は他人に強制されるものではなく、自分自身の中から自然に溢れ出るものです。そこで情熱を生み出す原動力になるのは、新しいことに好奇心を持つことです。好奇心とは、自分の知らないことに興味や関心を持つことです。好奇心を持てば、自分が知らないことを調べ、新しい世界を発見することが出来るようになります。そして新しい気づきを得ることで、何かにチャレンジしようという情熱が芽生え、人の心を動かし困難に向き合い、やり通すパワーに変わっていくのです。すなわち、好奇心を持つことが全ての出発点となり、まちが変わっていくきっかけとなるのです。 59年間の伝統がある花巻青年会議所は、先輩諸兄が花巻の魅力・特色を活かしたまちづくりを推し進め、「誇りあるまち花巻の創造」を目指して運動を展開して参りました。今我々の住む社会では、人口減少や少子高齢化といった課題が山積しており、さらに情熱をもって地域の課題解決に取り組まなければなりません。花巻青年会議所会員はもちろん、市民に好奇心が芽生えるように働きかけ、まちづくりに共に参画し、自ら情熱が生まれ、社会を変革するチャレンジ精神を生み出し、明るい豊かな社会の実現を目指します。

地域の創生について

現在、花巻市が調査し課題として挙げているのは、生産年齢人口の減少によるまちの経済の悪化です。人口減少や少子高齢化は生産年齢人口の減少を進行させております。我々は、まちの経済へのダメージを減らす仕組みを考え、活力を生み出し、まちに新しい価値観や斬新な発想を持ち、発信していくことが必要になります。まずは、人口減少を通したまちの経済に与える影響を調査し、どんな影響が出ているか問題を抽出します。そして、斬新な発想を持ち、他の地域には無い新しい魅力を生み出すことが必要であると考えます。さらに、地域の資源を活用した具体的なまちに持続可能性のある施策を打ち出します。また、花巻の新たな魅力として認識いただくため、様々な場での提言、周知を図っていきます。我々が探求していくことでまちの経済を守り、子どもからお年寄りまで住みやすいまちを考え、市民と共に好奇心を持ち情熱へと変え「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。

おもてなしのまち花巻について

花巻には、数あるおもてなしの中の一つとしてわんこそばがあり、慶長時代から続くその歴史と文化は今も根付いております。毎年花巻青年会議所が企画運営しているわんこそば全日本大会では、この歴史と文化で地域を支え続けてきた先人たちのために、そして地域の活性化のために未来へと繋いでいかなければなりません。まずは、2月11日に開催しているわんこそば全日本大会を通して花巻の食文化を広く発信し、且つ域内消費を上げられる場であると共に、地域内の交流や食を通した子どもたちが学びを得る事業をおこなっていきます。そして、多くの方にご来場いただき、食を通した交流人口の拡大を図ります。我々がおもてなしの心をもって来場者をお迎えし、歴史と文化を創ってきた先人たちの情熱を、広く市民が感じられる大会を開催し「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。 本年度は、宮沢賢治生誕120周年を迎え、多くの功績を残された宮沢賢治の作品や想いを感じ、まちが一体となり記念すべき年を祝います。花巻の夏の風物詩である「イーハトーブフォーラム花火大会」において、宮沢賢治の世界観を花火大会により表現し、郷土の歴史を感じる交流の場とし、多くの方々と楽しむ大会を運営していきます。また、花火大会を安全に開催することを考え諸団体との打ち合わせを入念におこないます。そして、多くの方が花巻にお越しいただくのを契機とし、おもてなしの心で迎え花巻の魅力を発信していきます。記念すべき宮沢賢治生誕120周年の年に、郷土に誇りを持ち花火大会を通じておもてなしの心で来場者を迎え、情熱を感じていただく大会を開催し「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。

青少年の育成、復興支援について

次代を担う若者の熱い想いを形にするために、県内の大学生を組織化した「花巻てらこや」は、大学生が一年目から効果的に事業を行い、小学生をたくましく成長させました。また、大学生自身も小学生が成長していく過程で、社会性や自立性を学び、事業を通して一定の効果が得られました。本年度も次代を担う若者たちと子供たちが交流をする場を作り、共に成長できるきっかけをつくる事が必要です。 「花巻てらこや」は人とひとの結の精神を醸成し、小学生、大学生、青年会議所の交流はそれぞれの世代から自分だけでは到底知りえない物事を吸収します。小学生は、大学生と交流するだけではなく、未来を切り開く人材となる可能性や意欲、価値観を知りえることが出来ます。大学生は、小学生と触れ合うことで結の精神が醸成され、責任感が生まれ、個人が成長するきっかけとします。また、小学生と触れ合うことで、社会と向き合い自立した志民へと成長出来るように花巻青年会議所会員がサポートし、好奇心や情熱を感じていただき「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。そして、2009年から高校生と向き合ってきた「はなまきユナイテッドチルドレン」は高校生が自発的に事業構築を考え、何事にも挑戦する意欲を生み出し、社会を牽引する人財となるようサポートし、自立した組織へと導き好奇心や情熱を感じていただき「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。 東日本大震災による復興はまだまだ終わっていません。被災した方との交流は自立を目指す被災地の方々を支援することに繋がっていきます。釜石を含めた沿岸被災地がさらに夢と希望で満ち溢れる地域に発展していくまで、私たちは寄り添いあっていきます。

創立60周年事業準備について

花巻青年会議所は1957年に認証を受けて創立され、社会の変化や地域の変化に対応しながらも途切れることなく連綿と受け継がれてきました。先輩諸兄が創り上げてきたこの花巻青年会議所に感謝の念と敬意を持ちながらさらに発展させるべく現役会員は同じ方向を向いて歩まなければなりません。2017年度の創立60周年に向けての先輩諸兄と現役会員の意思統一が必要不可欠であると考えます。意思統一を図るには先輩諸兄が過去におこなってきた運動や想いを知ることから始めます。花巻青年会議所の現況を確認し、60周年へと向かう方向性を決めていきます。60周年にむけて、本年度の運動を盛り上げて繋げていくことが先輩への感謝の意になります。また、事業を花巻市民へ広く発信する準備をおこなっていきます。我々は今までの運動を振り返り、その先も続く未来の花巻青年会議所へと導く責任があります。「誇りあるまち花巻の創造」の実現に向けて我々は一歩ずつ前に進んでいきます。

会員開発と会員拡大について

会員の開発事業においては、青年会議所に入会したメリットを感じてもらうことが重要であると考えます。会員同士で交流できる場をつくり他の青年経済活動をしているNPO法人や様々な団体、魅力のある人材と交流できる事業を構築し個々の成長を促していきます。また、会員の資質の向上や、青年会議所に魅力を感じてもらえるように会員へ啓発をしていきます。様々な団体と情報交換し、交流することで多様な価値観を生み出し、好奇心や情熱を持ち「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。 会員拡大については、全国にある青年会議所の会員数は年々減少し、事業構築する上で会員数は非常に重要だと考えます。会員数の減少は事業規模の縮小を余儀なくされるだけではなく、卒業制度がある青年会議所は5年で中核を担っている会員が入れ替わると言われており、会員の増加は毎年必ず必要であり、目標に向かって会員拡大運動を続けなければ運営維持出来なくなるのが現状です。本年度は、一つの会員拡大目標として30%以上の会員数増大を目標とし、人数を確保し青年経済人としての資質を多くの会員と学ぶ場とします。30%以上の会員数が拡大することによって、事業規模が大きくなり、多くの意見を反映することで会員の一人ひとりが学べる事業の質が変わり、会員の成長がより期待できます。拡大運動は理事者を中心に情報を共有し様々な人との繋がりを持ちます。多くの会員や、会員候補と出会い、地域経済に寄与できる人材を発掘し好奇心と情熱をもち「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。

総務について

本年度の総務委員会は、円滑かつ効果的な組織運営を行えるよう年間を通して執行部を下支えし、組織の要として運動全般をサポートしていきます。全会員の決議機関である総会では、スムーズな議事進行となるよう尽力すると共に、各例会においても事業の遂行に協力していきます。年始の賀詞交歓会では来場されるご来賓、先輩諸兄、各地会員会議所の方々をおもてなしの心で迎えると共に、卒業式では共に運動してきた卒業生を厳かに送り出します。本年度の総務委員会は筆頭委員会として委員会間のコンセンサスをとり、各委員会の情報収集をし、組織の横軸連携を図り相乗効果を生み出します。花巻青年会議所の基礎的な職務を遂行していくことで「誇りあるまち花巻の創造」を目指します。

広報、渉外について

我々の運動を発信していくことは、市民に運動を通して好奇心や情熱をもっていただくきっかけになります。広報としては、紙媒体による情報発信の他にホームページやフェイスブックなどの電子媒体を用いて、パソコンやスマートフォンの使用が増えている環境の変化に対応する広報計画とします。電子媒体は迅速に情報発信出来るだけではなく、様々な意見を受信するツールとして活用し会員内での情報共有を促進します。また、広報と財政審査会議が連携して公益法人として公開が必要とされる情報を、ホームページに掲載します。渉外としては、全会員に対して、京都会議、サマーコンファレンス、東北青年フォーラム、岩手ブロック大会、全国大会といった各種大会への参加を促進し、レベルの高い設えや事業を見ることで、多くの学びを得られるきっかけをつくります。また、各地会員会議所との交流を行うことで、会員の意識が向上するサポートをしていきます。公益社団として重要な組織の基礎となる部分を担うこと、そして、学ぶことで培われた的確な情報を対外向けに発信することで、市民が好奇心を抱くきっかけとなります。その好奇心がまちづくりに対する情熱を生み出し「誇りあるまち花巻の創造」に繋がっていくのです。

おわりに

私は現在、父親が立ち上げた建設会社の二代目として会社を受け継いでおり、仕事にはやりがいをもち、楽しく働いております。そんな私が、20代前半の頃には建設業とは無縁の舞台役者を目指しておりました。子どものころから人を笑わせることや、楽しんでもらうことが大好きで、まわりの人が喜ぶ姿をずっと見ていたいと思っておりました。大都会の真ん中で、4畳風呂無しの部屋を借り、大きな舞台に立てることを夢見て、一生懸命稽古に励んでいたのを思い出します。そんなある日、父親の会社が経営難に陥っていることを聞き、役者になることを諦め、実家に帰り会社を助けたいと思いました。小さい頃から自分のやりたいことばかりやってきた自分を反省し、父親の会社を立て直し、家族を救えるのは自分しかいないという気持ちをもって取り組みました。その時感じたのが、とにかくチャレンジすることが大事であると思わされました。チャレンジすることで問題が徐々に解決したのです。私は青年会議所と出会い、先輩、同級生、後輩から多くのチャレンジ精神を学びました。その仲間からは、好奇心や情熱まで感じ自分もまわりも意識変革し、自分自身が理事長をやりたいとまで思うようになりました。私は、演劇をすることから舞台を移し、花巻のまちを舞台に変えまちづくりという役を担っていきます。花巻に住む人々が好奇心を持ち始め、それが情熱に変わり、まちが変革することで「明るい豊かな社会の実現」へと繋がっていきます。