【会員インタビュー】似内大介 さん


自己紹介をお願いします。


――似内大介です。薬剤師として働いています。趣味は読書で、特にビジネス書や自己啓発本をよく読みます。最近読んで面白かったのは、岸見一郎さんと古賀史健さんによる『嫌われる勇気』です。今年はなかなか時間が取れず、あまり読めていません。


入会のきっかけは?


――勤務先の社長が青年会議所に所属しており、ご自身の卒業のタイミングで私が入会することになりました。そのため、社長はJC活動への理解が深く、職場全体でも活動に対する協力体制が整っていて、非常にありがたく感じています。こうして安心してJC活動に取り組めるのは、社長をはじめ、職場の皆さんのおかげです。


参加する前の期待や不安は?


――正直、不安しかありませんでした。知り合いもおらず、活動内容もあまり調べずに入会してしまったので、最初は孤立してしまうのではないかと感じていました。でも、参加を重ねるうちに自然と人とのつながりができて、気づけば参加する機会も増えていきました。まさに良い循環が生まれたと思います。


入会以前は?


――盛岡の高校を卒業後、仙台の大学で薬の触媒に関する研究をしていました。その後、福島の薬学課程に編入し、薬剤師免許を取得しました。高校時代は工学部志望で、携帯電話のように実用的で多くの人に使われるものを作ってみたいと考えていました。


入会当初はどのような活動をしましたか?


――2023年に、三田先輩(当時の委員長)が率いる「スポーツの価値向上委員会」に配属されました。パンサーの尾形さんや、サッカーの柱谷監督をお招きして、富士大学で講演会を行いました。その際、私は事業前に、会場を盛り上げる掛け声(シュプレヒコール)の役を任されることになったのですが、実はこれ、前日に急きょ決まった役割でした。ありがたいことに、その時の“功績”で、今でもたまにその「掛け声」を振られることがありますが…なぜか毎回、すべっている気がします。気のせいでしょうか?



インパクトを感じた瞬間や成功体験は?


――これまで薬剤師業界の方々としか接点がなかった私にとって、青年会議所で各地の理事長の話を聞いたり、日本JC歴代会頭・安里さんの講演に触れたりしたことは、大きな刺激でした。
中でも特に印象に残っているのが、2024年に日本出向の声をかけてくださった貴哉顧問(当時直前理事長)の存在です。出向先では、理事長経験者をはじめ、JCに強い想いを持った方々と出会うことができ、自分の視野が一気に広がりました。
また、今年は初めて委員長に挑戦し、賀詞交歓会を担当しました。右も左も分からない中で、本当に多くの方が支えてくださり、「こんなにも周りが助けてくれるのか」と感動しました。


これからの目標は?


――これからは、家族や子どもとの時間をもっと大切にしていきたいと思っています。仕事やJCの活動で忙しく過ごす日々の中でも、勤務の半休を利用して市役所や会場に見積を取りに行くような用事があるときには、子どもを連れて一緒にドライブに出かけたりしています。何気ない時間でも、子どもが隣にいてくれるだけで特別な時間になります。
これからも、限られた時間の中であっても、その“質”を高められるように工夫しながら、家族とのつながりを何より大切にしていきたいと思っています。


新入会員へ一言


――JCの活動に参加していると、自然と人との距離が縮まり、仲間が増えていきます。仲良くなると活動も楽しくなり、気づけば自分から関わるようになっていました。
委員長を経験して特に感じたのは、「仲間のありがたさ」です。仕事でもない、見返りがあるわけでもないのに、時間を割いて助けてくれる人がたくさんいる。その姿に、利他の精神を強く感じました。
最初は不安もあるかもしれません。でも、JCにはそれを乗り越えられる仲間との出会いがあります。ここで得られる絆は、きっと一生の財産になります。




名前:似内 大介 (にたない だいすけ)
会社名:有限会社タカハシ薬局
岩手県花巻市出身 1989年生まれ
2023年 花巻青年会議所入会




 

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