2025年7月10日（木）まなび学園にて
7月例会「つながる力　広がる広報」を開催しました！

今回の例会では、「なぜ私たちが広報に取り組む必要があるのか？」という本質的な問いに向き合い、今後の活動や社業にも活かせる実践的な広報の知識・考え方を学ぶ時間となりました。

前半では、花巻青年会議所が現在取り組んでいる広報活動について事例を交えながら共有しました。

「どんな投稿が注目を集めているのか？」
「その投稿がなぜ拡散されたのか？」
「どんなデータを見て、分析しているのか？」

これらを具体的に紹介しながら、広報にも戦略と検証が必要であることをお伝えしました。
団体としての発信だけでなく、個人による広報が加わることで、情報の広がりと影響力は格段に高まるということ。

一人ひとりの行動が、地域や周囲の人たちへの届ける力に変わる、そんな気づきがあった時間となりました。

後半では、元TBCアナウンサーで現在は広報PRプロデューサーとしても活躍されている【名久井麻利】氏をお迎えし、実践に役立つ貴重なご講演をいただきました。

アピールとPRの違い、伝える相手＝ターゲットの設定方法、そして情報発信によって生まれるメリットとリスクを理解し、適切に発信する姿勢など、広報の基本から応用まで幅広く学べる内容でした。

「とにかく伝える」ではなく、「相手に届くように伝える」そのために必要な考え方と技術を、プロの視点で分かりやすく教えていただきました。参加者からは「自分もできることから始めてみようと思えた」「仕事にも活かせそう！」といった声も多く、広報への意識が大きく変わるきっかけとなったようです。

また、7月10日から8月31日までを【広報強化月間】として設定し、この期間中は、SNSでの投稿やリアクション、ポスター配布など、小さな広報の一歩を可視化・集計し、今後の運動につなげていきます。

今回の例会を通じて、広報の力が組織と地域を動かす原動力になることを、改めて実感しました。

花巻青年会議所はこれからも、地域の未来を見据え、よりよいまちづくりと人づくりに邁進してまいります。
今後とも変わらぬご支援・ご期待のほど、よろしくお願いいたします。