2021年度理事長所信および委員会事業計画

第65代理事長 松田治樹

スローガン


未来も笑顔に!
~笑顔を紡ぎ魅力的で持続可能な花巻へ~

 

 

基本理念


笑顔溢れる持続可能な「誇りあるまち花巻の創造」

 

 

基本方針


一、未来の価値を生み出す持続可能な社会の実現

一、多様な人財が活躍する環境の構築

一、健康を支え、守るための社会環境の整備

一、未来を切り開く子ども達の育成

一、魅力と資源を活かした持続可能なまちづくり

一、時代に即した会員の資質向上・人財の発掘と組織変革

一、組織のブランドを高める広報

理事長所信

 


笑顔
笑顔でいること。
幸せは笑顔に集まってくるものであり、
安心感を与え自然と温かい関係を築く。
周囲の人、そして地域をも、
より良い変化をもたらす力をもっている。
一日一生
笑顔を紡いでいこう。


はじめに

新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延を起因として、社会システムの在り方自体に不可逆的な変革をもたらし、普段から重大な場面を想定した準備を行う重要性とともに、日常の便利さが安心に繋がる大切さと改めて認識されました。感染拡大以前の状態に戻るのでなく、今の常識 に、ニュー ・ ノーマルが取って代わり、人々の生き方や働き方の価値観に変化が生まれたこの時代を、如何にして切り開いていくかが問われています。花巻では働く場と消費行動の減少、人口減少や少子高齢化など、山積する課題があります。地域が意欲と熱意を持ち、強みや魅力を活かした取り組みを自主的か つ主体的に行わなければなりません。 誇りあるまち花巻の創造に向け、私達が未来も生き続けること、そして次の世代に未来を残す存在であることをしっかりと認識する必要があるのです。未来を変えるべき今、大きな社会変化の中で人と地域を結ぶ笑顔の力を生みだし、激動の時代を切り開き、誰一人取り残さないまち花巻を創造していかなくてはならないのです。

 

花巻に未来の価値を生み出す

2015年9月、持続可能な世界を実現するために 国連で採択されたSDGs。
自治体、経済界のみならず教育の現場でも取り上げられるなど、SDGsに対する取り組みがひとつのトレンドとなっており、如何にその取り組みを継続し発展させていくのかが重要です。まち・ひと・しごとのあらゆる分野において、技術の力をテコとして、生活の利便性と満足度を高め、課題に向き合うことが、持続可能な社会を思い描き、未来を形にするのに有効であり、地域の魅力を一層向上させることができます。そして、自ら解決すべき課題を見出し、価値を創造していく力が求められ様々な情報を組み合わせることで、新たな 価値をつくるのです。技術は自動化による人手不足の解消や、地理的、時間的制約を克服することが可能で、利便性の高い生活を実現し、地域における様々なコミュニティの活力も高めることができます。どの地域にも技術は活用のチャンスがあり、新たな価値の挑戦とそれを形にする力を掛け戦略的に活用することで、持続可能な未来を創造していかなければならないのです。

※エスディージーズ SDGs:Sustainable Development Goals
環境・社会・経済と広範な課題解決に統合的に取り組み多様性と包摂性のある持続可能な社会の実現を目指した世界共通の目標

 

豊かな創造性を生む花巻へ

日本における女性の社会への参画は増加傾向ではあるものの、世界的に見ると低い水準であり、その差は拡大しているのが現状です。花巻市においても、固定的な性別役割分担意識に関して偏見が根強く、現状では男女の置かれた社会的状況に、個人の能力や努力によらない格差があることは否めません。特に働き手不足が深刻な一方で、専門知識や経験を備え、働く意欲を有していてもライフスタイルなどに関する様々な制約から希望どおりの働き方がかなわない女性も多数存在しています。これまでの延長線上の取り組みを超えた効果的な管理職層の理解促進と働く人の状況や能力に応じた性別にとらわれない人材マネジメント力の強化が必要なのです。男女平等における実質的な機会の提供から、多様な価値観を持った人財がフラットに意見を交わし、それが化学反応やイノベーションを起こすことで価値が生まれます。女性の学びの機会を充実し、社会に求められる多様な選択肢を広げるための意識を改革することで地域社会活動への起点となるのです 。女性の発想や能力の活用は、組織や運営の活性化と競争力の強化などにも寄与し、ジェンダー・ギャップを縮小することで、社会の重要なアクターとして多様な人財が活躍できる環境を構築し、能力を十分に発揮できる社会へと進化するのです。

 

健康を支え、守るための社会環境の整備

人は、人生が有限であるという事実を忘れがちです。
WHOでは、「健康」を「肉体的、精神的及び社会的に、完全に良好な状態にあること」と定義しています。
日本は、先進国の中でも自殺率が非常に高く、実際に年間約2万人の方が自ら命を絶っています。中でも、私たちが住む岩手県は自殺率が高い水準で長年続き、市内でひきこもりと思われる方も多く、うつ病の患者が増加傾向にあるなど、心の健康を害している人が多く見受けられ ます。様々な悩みにより、心理的に追い込まれた結果、精神疾患を発症してしまうなど、メンタルヘルスに関して人々の理解が深まっておらず、生きることの包括的な支援が必要とされています。生涯を通して、生活の質を維持するためには、健康であることが重要であり、普段はあまり意識することのない「生」と「死」について考えてみることで、日常生活における健康の大切さに改めて気づくことに繋がります。あらゆる世代が健やかな暮らしを支える良好な社会環境を構築するには、生活習慣病の予防、社会生活を営むために必要な機能の維持や向上は基より、心の健康を考え、メンタルヘルスケア対策の充実が必要です。地域における心と身体の健康づくりや生きる力を高め、市民一人ひとりがかけがえのない命を大切に安心して暮らすことができる社会を実現していかなければいけません。

※WHO:世界保健機関(人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関)

 

子ども達の未来のために

Society5.0の実現へ向け社会の在り方そのものが非連続的と言えるほど大きく変わり始め、先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられ、これまで人間でなければ担えないと考えられてきた分野に及ぶイノベーションの連鎖は、私たちの社会や生き方そのものを大きく変えようとしています。将来AIやロボットによって多くの仕事が代替され、人間の負担が軽減されていくことが予想される一方で、多くの失業者が生まれるのではないかという議論もあります。 未来を担う子ども達を取り巻く環境も大きく変化し 、時代の変化に必要とされる能力の育成が求められるのです。 多くの 経験や体験でしか掴めない知恵と心の置き所を身につけ、主体的に判断し学ぶことで、課題解決する資質や能力が育成されます。真剣で濃密な対人関係の言葉によらないコミュニケーションから相手の気持ちを想像する力や表情の奥を推察する力が身につきます。将来の可能性を引き出せるような機会と成長の支援から、自らの可能性を信じて夢に挑戦できる社会を実現することに繋がり、課題を見付け、自ら学び、自ら考え、濃密な対人関係の経験から、主体的に判断する課題解決能力を身につけた多彩な能力に長ける子ども達が新しい未来を築いていきます。

 

活力ある花巻の実現

2006年に1市3町が合併した花巻市は、美しい自然や豊かな文化、食、再生可能資源エネルギーなど、それぞれ固有の魅力と地域資源をもち、地域が将来にわたり成長力を確保するには、魅力と資源を活かした持続可能なまちづくりが必要となります。 住み続けたいと思える地域をつくるために、都市機能、日常生活サービス機能の維持や確保とともに、地域資源を最大限に活かし、付加価値を持たせ、新たな価値を創造するのです。 文化や歴史などを活かし、地域の魅力を育むことでふるさとに愛着やエンゲージメントが高まるのです。 地域課題の解決に取り組み活性化や持続的な発展を図るためには、 域内外にかかわらず、一人ひとりが地域のまちづくりに担い手として積極的に参画し、人がその土地に出会い、繋がり、何かを感じて、幾度も足を運ぶように当事者の最大化を図ります。 関係人口の創出や拡大は、地域の活力を発展させ、将来的な地方移住の増加を見据えた地域のファンをつくることに繋がります。そして、まちの魅力や活力の維持、向上を通じた持続可能なまちづくりの実現と定着を図るため、活動を行う中でのノウハウを、これから活動に取り組もうとする他団体にも水平展開していかなければいけません。 様々なステークホルダーとの連携から、関係者が対話することにより地域全体が目指す姿と各々の生活や事業の目的が共有され、共に達成することを目指した多様な主体による協働から活力ある花巻を実現します。

 

地域を知ることで出来るまちづくり

組織や会員を取り巻く社会環境や人々の社会的価値観が大きく変化している中、近年、多くの会員を迎え、情熱をもって会員が活動しています。私たちは、さらに人間力を磨きこの地域の未来を少しでもより良くしたいと考え、行動する必要があります。何を学び、どのように学ぶか、そして前に踏み出す力と考え抜く力を組織の力として、どう活躍するかを刻々と変化する社会に対応するため、今までの知識を振り返り、現状を認識し新たな価値を生み出し続ける人財が求められます。多様化する課題やニーズに応えられる組織として、会員一人ひとりが楽しさと充実感を味わいながら活動し、会員拡大における推進力を高め全会員が一丸となり取り組める体制を構築します。未来を生み出すためにとくにも女性と若い世代の会員拡大は組織に新たな価値を生みます。また会員を受け入れる組織体制も変化が必要とされ、現状と今後の組織運営の在り方を考える機会として、時代に即したより良い組織へと改革を実現する必要があります。そして、改めて会員が地域をしっかりと見つめ、知ることから素晴らしいところを再確認し、このまちがどのような形で成長を遂げ、これから先どのように成長していくのかを考え、地域の抱える課題を理解しなければなりません。柔軟で誰もが参加しやすい多様性ある組織へ進化し、個々の資質を向上させ地域に住む私たち青年が率先して地域に関わり、持続可能な社会の実現へ繋げるのです。

 

組織のブランドを高める広報

ソーシャルメディアが普及したことで、誰でも個人の意見や信念を世界中に発信することができ、あらゆる情報が流通する時代となった今、魅力を伝えファンを増やすことにより組織の成長を促進する好機と捉えることができます。社会の期待に応え、効果的な運動を展開するには、サステナビリティや透明性、公正な組織運営を明確にし、組織全体が足並みを揃え、地域から信頼されるランドとなることが必要です。地域において力強くリーダーシップを発揮し、組織が持つ独自の色を発信することで地域の心を動かし、あらゆるステークホルダーとの繋がりを強化します。また、インナーブランディングを実施することは、組織力の向上と組織にブランドと言う価値観を根付かせ会員のエンゲージメントを高めます。運動に対するパフォーマンスを向上させ、ブランド価値をより高めることが、社会に活気を与える推進力となるのです。情報が溢れかえる現代において、ブランドは組織を着飾るものではなく、会員と組織の「感情」を発信することが地域の心に触れ、その積み重ねが興味へと変わり、地域とより良い関係が構築された時、組織の実行力となるのです。

 

おわりに

真面目に、そして楽しく、本気の「遊び」
人は、誰しも物事に対し夢中になる時があります。戦っている満足感に満ち溢れ、真剣に取り組み、決めたことを徹底的に極め、鉄を鍛えるように焼きを入れる。この経験を経ることで強さを身につけます。そして、刃こぼれしない人間へと成長できるのです。もう一つ必要なことは「遊びきる」ということ。手を抜かずに心底楽しむ。多少無理をしてでも余裕を作り“遊び”を持たせるのです。遊びがあればこそ、そこに独創的な発想力が身につき、強靭な力が宿るのだと感じます。成長した自分からもまた遊びが生まれ、人間の奥行ある器は真面目さと遊び、この両極に如何に振り切れるかによってつくられると思います。これは私が青年会議所に入会し強く感じたことです。人の笑顔のために、強く優しい心を持った人間へ成長したいと感じました。人と人との繋がりが大切にされ、そこには様々な人の笑顔があったのです。多くの機会、そこで共に活動する多くの仲間との出逢いに魅力を感じながら活動し、一人の力は微力でも多くの仲間が集まれば想像を超えるほどの力を発揮できることを私は青年会議所で身を持って知ることができました。心で繋がっている仲間や先輩がいて、この各々が刺激しあえる環境がここにはあるのです。自分の成長を信じて、自分自身に負荷をかけることが自身の成長、しいてはやれる人だけ、やりたい人だけに任せるのではなく、全員でやることで私たちの活動の未来に繋がるはずです。どんな時代でもどんな環境でも自分の誇りを失わず、先人たちの想いを胸に時代に即した組織となり、笑顔を生み、守るために生き、後世に残せる存在として、新たな価値を創造し花巻青年会議所は明るい豊かな社会の実現のためさらなるステージへ挑戦します。

 

公益社団法人 花巻青年会議所
第65代理事長 松田 治樹

 

委員会事業計画

 

 

組織グループ

副理事長

安部 修司

担当常任理事

黑須 修一


 

組織戦略委員会

委員長 神山 俊介

基本(運営)方針

64年間地域課題と真摯に向き合い事業を展開し組織として進歩してきた花巻青年会議所は、新型コロナウイルス感染症の拡大が経済や働き方を変えた中でも変化に対応しながら新たな形を模索して来ました。将来の予測が困難な時代においても我々が地域と協働し好影響を与えながら、今後も発展できる活力のある花巻に向けて会員一人ひとりが当事者意識を持ち日々の運動に自ら進んで参加できる持続可能な組織を確立する必要があります。
まずは、地域において協働する関係各位とのパートナーシップをより深めるために、昨年度の事業報告と今年度の方向性を伝えるニュー・ノーマルに即した表現方法を確立することで、我々の運動に対する共感とご支援を頂き、新時代を切り拓く1年の起点とします。
そして、全会員が組織の会計、人事について納得をした上での合意形成を図るために、各委員会と協力し、会員が総会で持つ議決権の重要性と参加義務を理解できる場を提供することで、会員が当事者意識を持ち能動的に参加することができる組織基盤を構築します。
さらに、花巻に愛着を持ち地域づくりの担い手になりうる関係人口を増やすために、域内外の方々に魅力のある花巻の風土や資源について再認識できる場を提供し、内発的動機を持った花巻に想いを寄せるファンを作ることで、持続可能な花巻の活性化に繋がります。
また、我々が主導となり各地域団体との協働による地域課題の解決と花巻の持続的発展のために、多様な主体同士の課題解決へ向けた学びの場を作り、未来のイメージを共有することで、垣根を超えた複層的ネットワークが構築され課題解決へ向けた環境を作ります。
組織が社会の変化を敏感に捉え柔軟な変化を追求したことにより、会員一人ひとりの意識変化から時代を切り拓く組織へ進化する原動力が生まれ、多様な主体による協働から地域課題の解決に繋がり、活気と笑顔が溢れる誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)1月定時総会及び8月・11月臨時総会の設営
2)賀詞交歓会の企画・運営
3)6月例会の企画・運営

 

 

地域グループ

副理事長

菊池 久範

担当常任理事

髙橋 幸也


 

地域の未来創造委員会

委 員 長    佐藤 晴彦

基本(運営)方針

Society5.0の実現に向けた社会は、AIやロボットの最先端技術が今までにない新しい切り口を生み出し、新たな価値を社会生活に取り入れる多彩な能力が求められています。人口減少が進む花巻において未来を支える存在の必要性はますます高まり、未来を創る子ども達の役割はさらに大きくなり、今後は経済発展と社会課題に対し意欲的に学び、課題解決能力を身につけ様々な状況下でも対応できる人財へと導くことが必要です。
まずは、子ども達が新たな価値を見つけ出す感性と好奇心を身につけた存在となるために、多様な情報から必要な要素を的確に取り入れ自らの考えを展開できる創造的な学習機会を提供し、心から楽しみながら学ぶ姿勢と豊かな心を持つ人物へと成長します。そして、より良い社会や人生を切り開き意欲と熱意を持ち歩むために、多彩な人とのコミュニケーションから相手の想いを推察する学びの場を創造し、物事へ積極的に取り組む主体性を習得します。さらに、地域への愛着と感謝報恩の心を後世へ継承していくために、地域に根ざす風習に触れ幅広い世代と交流をする機会を設け、文化や歴史など地域の魅力から生まれる郷土愛を醸成します。また、多様性や礼儀作法を身につけ健やかに成長していくために、スポーツに触れ合い真剣に交流することで、笑顔溢れる温かい関係性が築かれお互いを認め相手を想いやる優しい心が育まれます。そして、高度化していく社会環境で自らの道を切り開く存在となるために、多くの経験や体験でしか掴めない知恵と心を基に様々な職業を体験する機会を設け、将来の可能性を信じて夢に向い挑戦する人財に成長します。
子ども達に新たな未来を創造する豊かな心が育まれ、世界で羽ばたく多彩な能力を活かし躍進する人財となり、いかなる時代の変化にも意欲的に取り組むことができる強さと優しさを持ち成長し、新しさと歴史が共存する誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)子ども達の未来のために関わる事業の企画・運営
2)10月例会の企画・運営
3)その他、地域グループ職務文書に関する職務

 

 

社会グループ

副理事長

伊従 聡一

社会変革委員会担当常任理事

下坂 大夢


 

社会変革委員会

委 員 長    金澤 堅哉

基本(運営)方針

花巻市は人口減少が進み最大の原因として死亡率の増加があげられ、地域経済の発展のみならず日常生活の維持や向上は重点課題とされるなか、先端技術によって生まれる様々な課題解決の効果に期待を寄せ活用を推進しています。仕事や日常においていきいきと活躍ができる社会に向け、先端技術の更なる普及とより善く生きるという観点から、現状を打破する意識改革と人々がやりがいや充実感に満ち溢れる社会環境にすることが必要です。
まずは、働く人が健康を保ちいきいきと活躍できる社会環境にするために、様々なハラスメントやメンタルヘルスケアについて理解し、自身だけでなく他者の精神状態に気づくことができる学びを提供することで、地域で働く全ての人とその家族の幸せを確保します。
そして、人々の心と身体の健康を維持し充実した社会にするために、習慣的な運動の推進や正しい食生活の知識を身に付け、健康の大切さを認識し生活習慣病リスクを予防する活動を行うことで、健康づくりの関心や取り組み意識が芽生え活力に満ちた地域にします。
さらに、人材不足や時間の制約に囚われない持続可能な社会を構築するために、機械の自動化やIoT等の最先端技術について共有し、様々な場面での活用方法を学ぶ場を提供することで、仕事と生活のバランスを保ち労働生産性や生活の利便性をより一層高めます。
また、新たな価値が生まれ企業と市民が一体となった将来性のある地域にするために、多様な企業が集まり、それぞれが誇る技術や活用方法、業務形態を発信していく場を提供することで、様々な課題の対策を取り入れた就業環境や地域経済循環の向上を実現します。
先端技術により生産性や利便性が高まった経済は、日常生活にやりがいや充実感を与えあらゆる人が活躍し、心身の健康意識も定着され様々な分野で支え合う環境となり、大切な命を守り幸せに満ち溢れた社会が生まれ、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)3月例会の企画・運営
2)9月例会の企画・運営

 

 

社会開発委員会担当常任理事

小國 奎馬


社会開発委員会

委 員 長    佐藤 敬文

基本(運営)方針

現在、花巻市では少子高齢化による家族形態の変化、ライフスタイルの多様化等により社会情勢が大きく変化している中で様々な生き方が尊重され、誰もが個性や能力を発揮することができる多様性に富んだ社会の形成が進んでいます。より人財が輝く地域社会を体現するためにも男女が互いの個性と違いを学び共に尊重し合い、誰もが多種多彩な才能を発揮できる創造性豊かで活気が溢れる地域の実現を目指し運動を展開する必要があります。
まずは、男女間での役割分担意識の固定観念を払拭するために、ジェンダー規範・役割・関係について知り、向き合う機会を提供し、一人ひとりが得意分野で能力を発揮することができる社会の基盤を形成します。そして、男女が互いを認め合い尊重してあらゆる分野で輝くために、地域と連携し男女共同参画社会の考え方の大切さを伝える運動を積極的に展開し、それぞれの個性や長所を活かすことのできる社会の土台を構築します。さらに、次世代の担い手に男女共同参画社会の視点を持ち地域活動に取り組んでもらうため、関係機関との協力体制を築き誰もが活躍できる地域社会や郷土への関心を育み、男女が共に支え合う愛着のある地域を実現させます。また、女性がより活躍できる社会を形成するために、女性ならではの視点や考えの活かし方を学び自らの価値を高め合える機会を提供し、多様で個性豊かな人財がより輝く社会を築きます。そして、郷土愛溢れる運動を次世代へと繋げていくために、地域・行政・企業・女性団体を巻き込み、互いに手を取り合い街おこしに繋がる運動を展開し、市民の笑顔を紡ぐ魅力的で活気に溢れる地域を創造します。
男女のあらゆる分野での活躍と多様な生き方への尊重が、ワーク・ライフ・バランスを拡充させ、誰もが自らの意思で個性や能力を発揮できる男女共同参画社会の形成へ近づき、豊かで活気が溢れる持続可能な地域となり誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)5月例会の企画・運営
2)イーハトーブフォーラム花火大会の企画・運営

 

 

 

開発グループ

副理事長

松坂 宏良

人財開発委員会担当常任理事

佐藤 陽介


 

人財開発委員会

委 員 長   平嶋 孔輝

基本(運営)方針

花巻青年会議所は、自身と花巻の飛躍に向かい、多様性と新たな価値観を持った多くの会員が自己陶冶しつつ責任感と情熱を持ち持続可能な地域となるべく運動を行なっています。近年では会員数も増え、様々な経験や想い、運動に対する個々の価値観があり、会員相互の認識の協和は必要不可欠で、地域を想い活動する我々が運動の本質を理解し、輝かしい未来となるよう貢献できる人財を涵養する組織へ一層成長していく必要があります。
まずは、会員が主体となり地域課題の知見を広め理解を深めるために、各地域の特徴や特性を会員同士が把握し、花巻を知り各々の抱える課題や未来への希望を考える機会を提供し、自発的に地域を探る運動を促します。そして、花巻を想う志民とともに持続可能な地域を創造するために、これまでの運動で得た知見と新たな課題や未来の展望を共有し、地域課題を解決する起点となる場を提供することで、花巻が発展する一歩ヘと導きます。
さらに、自らが将来の地域の可能性に気づき活躍する人財となるために、会員同士の運動に対する認識を理解し、能動的な人財への成長と行動を促うことで、会員と地域のパートナーシップへと繋がり持続可能な花巻へと向かいます。また、新入会員が運動の価値を見いだし貴重な人財となるために、卒業生の経験や情感に触れ、運動の魅力を認識する機会を提供することで、潜在意識を開花させ活発な会員へ成長します。そして、会員が卒業生の熱い想いを継承していくために、記憶に残る厳粛かつ華やかな式典にし、卒業生に敬意と感謝の意を込め運動の功績を称えることで、活動意欲を高め未来への足掛かりとします。
花巻の課題や現状を理解した我々が未来を見据え、地域の発展する過程とあるべき姿の認識、運動の本質を把握し多様な視点から成長した我々の運動の価値はさらに高まり、地域の変革と明るい未来の発展に貢献し、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)地域を知ることで出来るまちづくりに係わる事業の企画・運営
2)会員の能力・意識向上の寄与に係わる事業の企画・運営
3)卒業式の企画・運営

 

 

拡大特別委員会担当常任理事

佐藤 貴哉


拡大特別委員会

委 員 長   岩舘 光

基本(運営)方針

近年の花巻青年会議所は、拡大運動を推し進め、率先して行動する会員が集い組織基盤は強固なものとなり、地域社会の抱える課題を解決すべく多様な運動を展開できる組織力を常に向上し続けています。新型コロナウイルスの影響で社会・経済活動が停滞する中でも、魅力溢れる花巻を創ることは我々青年の重要な使命であり、青年会議所は拡大運動を加速させ同じ志を持つ多様性ある仲間を迎え、運動をより一層活性化する必要があります。
まずは、コロナ禍においても青年会議所が次代を担う人財の集う組織となり躍動し続けるために、入会候補者の情報を常に収集する組織を立ち上げ、全会員が拡大運動の必要性を認識し強固に拡大を推進することで、2022年度期首100名LOMを実現します。
そして、運動に共感し自ら行動できる人財を獲得するために、会員一人ひとりが青年会議所へ理解を深め拡大意欲を高めることで、全員拡大を実行する組織へ進化します。さらに、職種や生活スタイルに囚われず運動に参加できる会員を拡充するために、会員の参加や活躍を阻む現状を拡大の観点から問題提起し、組織を挙げて解決に取り組むことで、幅広く多様な会員を受容する懐の深い組織体制へ改革します。また、新入会員が多様性を発揮し活躍できる人財に成長するために、事業への参加を通じて気づきを得る機会を提供することで、会員個々の意識が向上しエンゲージメントの高い運動を展開します。そして、会員相互が結束し力強く取り組む組織に成長するために、新入会員を対象として運動への理解を深めるセミナーを開催することで、真に目的を理解した積極的な事業参画に繋げます。
拡大運動によって同じ志を持つ仲間を会員に迎え、運動を通じて自己研鑽を積み意識変革を遂げ、社会への奉仕の精神が醸成され、誇りあるまち花巻のために多くの会員が集い、一丸となって運動を展開する組織となり、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)会員拡大実行委員会の設立
2)新入会員セミナー及び会員拡大に関する委員会事業

 

 

専務グループ

専務理事

照井 孝輔

常務理事

髙橋 さくら


 

広報局

広報 局長 小原 朋久

基本(運営)方針

より良いまちづくりを目指して我々は様々な地域に根差した運動を続け、新型コロナウイルス感染症が蔓延している中でも、市民へと運動を伝播させるために情報の発信を加速させて来ました。あらゆる世代に組織の魅力や個人の「感情」の発信を積み重ね、皆が笑顔でいられるより良い関係を築くための花巻のファン作りを意識した広報戦略により、明るい豊かな社会の実現に向けた我々の運動への共感や親近感を育み続ける必要があります。
まずは、組織がより効果的な情報発信を行うために、広報の重要性と適切な方法を学び意識を変えることで、会員一人ひとりの「感情」が市民に伝わり、周囲を巻き込むことが出来る広報活動を展開します。そして、我々の運動を地域に浸透させるために、ホームページから魅力的な情報を発信できるようにコンテンツを拡充し、ターゲット層に合ったSNSでのシェアにより、多くの市民で賑わうコミュニケーションの場が形成されます。さらに、多くの市民から運動への理解と共感を得るために、我々の想いを載せた対外広報誌を効果的に発刊し、ホームページやSNSが連動した戦略的な広報活動を構築することで、全ての世代に運動の成果を伝えます。また、運動の成果を目にする機会を増やすために、花巻市や関係機関と積極的に情報共有を行うことで、広報活動の幅を広げ市民を巻き込んだ地域の広報活動を推進します。そして、我々が共通の目的意識を持ち運動を行うために、会員間での情報共有を充実し、互いの事業への理解を深めるインナーブランディングを進めることで、明るい豊かな社会の実現に向けて会員が一枚岩となり運動を展開します。
明るい豊かな社会の実現に向けた我々の強い希望と信念が、戦略に基づき適切に情報発信され、花巻青年会議所の認知度がさらに向上し、全ての人々から信頼される組織となり、より市民を巻き込む運動へ成長していき、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)組織のブランドを高める広報
2)対外広報誌の発刊
3)対外情報発信の重要なツールとしてホームページの製作、SNSを利用しての対外情報発信
4)広報幹事との連携による情報集約
5)報道機関との連携
6)LOM基本資料、各種事業、予算決算、委員会活動等の情報公開
7)各種事業及びJC諸活動の記録・整理
8)花巻市との協定書に基づく連携(広報に関する事項)

 

 

事 務 局

事務局長

高橋 和也

事務局次長

菅原 翔太


 

 

 

財政審査会議

議長

笹木 龍大郎

副議長

佐藤 隼


 

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