2022年度 理事長方針及び事業計画

スローガン


心を一つに
~敬意と感謝から共感が生まれるまち花巻の創造~

 

 

基本理念


共感溢れる持続可能な「誇りあるまち花巻の創造」

 

 

基本方針


一、敬意と感謝の心溢れる65周年記念行事の開催

一、多様な価値観との出会いから生まれる多文化共生の実現

一、環境と共生する持続可能な地域の実現

一、シビックプライドの醸成と魅力発信による地域の活性化

一、未来の創り手と共に成長する青少年育成

一、多くの出会いから組織を活性化する会員拡大

一、個々の会員が成長を遂げる会員開発


心を一つに
~敬意と感謝から共感が生まれるまち花巻の創造~


はじめに

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、人と人とのコミュニケーションに大きな変化を及ぼしました。感染拡大の防止とコミュニケーションの両立を図るために、インターネットを利用した間接的な交流の機会が増加し、人と人との交流における行動様式は今後も変化し続けます。このような変化の中にあって求められるのは、コミュニケーションの本質である相手を慮る心であります。敬意を持って接すれば、相手は必ず耳を傾けてくれます。感謝の気持ちを伝えれば、相手との絆が深まります。互いを認め合い、違いを尊重することで共感が生まれ、その関係はより強固なものとなります。そして、置かれた立場や考え方が違う者同士が共感で結ばれた時、個々の持てる力を遥かに超えた大きな力となるのです。異なる価値観に対する柔軟性を持ち、互いの違いに寛容であれば、共に未来を切り拓く新たな価値を創造する可能性を見出すことができます。先行きが不透明で将来の予測が困難な時代にあって、自らの基準だけに頼って判断して異なる考え方を排除すれば、社会の分断と対立を招くことになります。相手を慮る心を持つことによって、個々の価値観を尊重することが可能となり、価値観が違う者同士の協調が生まれ、社会に分断と対立を生じることなく多様な価値観による共生が実現します。

価値観の多様化は人と人との関係に留まらず、地域とそれを取り巻く社会情勢との関係においてもこれまでにない新たな課題を提起しています。気候変動対策という世界規模の潮流が地域における脱炭素を推進する政策に反映される等、環境や社会を経済に対して優先させる世界的な価値観の転換が地域の未来に直接的な影響を与える課題として現れています。また、人々の価値観が多様化したことで、大量生産・大量消費型社会の下で多くの商品をできるだけ安く供給することを重視する量的価値から、地域に根差した背景やストーリーに基づく、数字では表すことができない心の豊かさといった質的価値へとニーズが変化しており、地域の活性化における重要性が増しています。私たちは、価値観の多様化に伴う情勢の変化に順応し、地域により良い変化をもたらす好機と捉えて持続可能な地域社会を実現します。
同じ地域に生きる人々が、誰かに任せるのではなくそれぞれの個性を輝かせて共にまちを創るという一つの想いに共感した時、誰一人取り残さないまち花巻が創造されるのです。

 

創立65周年を迎えるにあたり

1957年、全国で128番目に創立された花巻青年会議所は、率先して道を切り拓き、時代とともに変わりゆく地域社会の未来を常に見据え、まちづくりやひとづくりを実践し続けた先輩方の積み重ねた弛まぬ努力によって成り立っています。また、創立以来永きに亘り地域において青年会議所の運動を継続できたのは、地域の発展のために想いを同じくする市民の皆様並びに関係諸団体からのご理解とご支援の賜物であります。創立65周年を迎えるにあたり、花巻青年会議所の歴史を連綿と紡いで来られた先輩方へ敬意を表すとともに、これまで多大なるご支援とご協力をいただいた多くの方々に感謝を伝え、共にまちを創る共感の輪を拡げます。花巻青年会議所は、20歳から40歳までの限られた時間の中で、常に卒業生を送り出し入会者を迎え入れることによって組織としての活力を生み出し、時代に応じた運動を展開してきました。私たちは、創始の当時から今日に至るまでの運動を振り返り、時代が移り変わる中でも変わらぬ青年会議所の意義を認識した上で、新たな時代を切り拓く決意を持って時流を読んだ先駆けとなる運動を発信しなければなりません。これからの地域と花巻青年会議所の未来を見据えた行動を起こすことが、地域に持続的なインパクトをもたらすのです。敬意と感謝を伝え、未来の花巻に希望を抱き、いまを懸命に生きる。地域のために為すべきことを為してきた先輩方の想いを受け継ぎ、いまの時代に求められる新たな価値を創り出し、まちの未来を想う地域の皆様との共感が生まれるまち花巻を創造します。

 

世界への眼を開く

社会の急速なグローバル化の進展の中で、国境を越えて人、物、情報が活発に行き交い、国際社会は一層緊密になっています。世界規模で物事を考え、地域から行動を起こすことは、SDGsに代表される国際的な取り組みを自らの行動の指針に落とし込むことにつながり、地域の課題解決に対して新たな可能性をもたらします。また、学校教育の場においても、小学校における外国語教育が必修化され、国際的な視点を持って異なる文化や習慣を持った人々と積極的に交流を図ることのできる資質を高め能力を育むことが求められています。国籍を超えた交流は、これまでに出会ったことのない文化や価値観への理解を促進するのみならず、自国や住み暮らす地域の文化や魅力を見つめ直す機会を生み出します。花巻市には、いわて花巻空港への国際線の就航により平成30年度には年間約5万人の外国人観光客が訪れ、現在400人を超える外国人が住み暮らしています。しかし、近年において国際交流に関心のある市民の割合は減少傾向にあり、外国人との交流や共生について多くの市民の意識が高まっているとは言えません。私たちは、異なる文化や価値観を持つ人々との出会いを楽しみながら、自然と多様な価値観を受け入れる柔軟性を育み、自らの地域の文化や魅力を再認識する機会を創出し、市民の国際交流への関心を高めていかなければなりません。国籍を超えた人と人との出会いから、異なる文化的背景を持つ者同士が互いを理解し合い、文化的多様性を活かして共に地域の発展に貢献することで、多文化がいきいきと共生するまち花巻を創造します。

 

環境と共生する持続可能な地域を創る

近年、気候変動が一因と考えられる異常気象が世界各地で発生し、日本においても激甚な豪雨、台風災害や猛暑が頻発しています。世界全体の平均気温の上昇を抑えるために、国際社会において二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロとするカーボンニュートラルを目標として掲げる動きが広がっており、日本政府も脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。アフターコロナの経済復興において、欧米をはじめとする多くの国では持続可能な脱炭素による復興、いわゆるグリーンリカバリーが重視される傾向にあります。私たちの日常生活や企業活動において、自動車や公共交通機関を利用して移動したり物を運送する、照明を点ける、機械を稼働させる、冷暖房で室温を調節する等、多くの行動がエネルギーの消費を伴います。現状ではエネルギーの多くを石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料を燃やすことで生み出しており、化石燃料を燃やせば温室効果ガスを排出することになります。脱炭素は私たちの身近な行動と密接に関係した課題であり、国や大企業だけに限った目標ではなく、地域の市民や企業も環境問題の解決と持続的な地域経済を両立するために積極的に取り組んでいかなければなりません。岩手県内では県北9市町村が北岩手循環共生圏を結成して再生可能エネルギーのポテンシャルを活用したエネルギーの地産地消と脱炭素化に注力しています。花巻においても、地域の関係者が主体となって、再生可能エネルギーなどの地域資源を最大限活用することで、脱炭素化に伴う地域経済の活性化に貢献することが必要です。地域脱炭素に対する理解を深め、環境を良くすることで経済も良くする取り組みに当事者意識を持ち、身近な地域の課題から世界規模の目標への挑戦を始めましょう。地域の新たな可能性に好奇心を抱き、環境と共生するまちづくりを先導し、市民や地域の関係者と協力し行動することで、持続可能なまち花巻を創造します。

 

ふるさとを愛し豊かなまちを創る

好きなことであれば時間を忘れていつまでも没頭できます。好きな物だからこそたくさん集めたりもっと深く探求したくなります。まちづくりも自らの住み暮らす地域を純粋に好きになることから始まるのではないでしょうか。都市に対する市民の誇りを意味するシビックプライドという言葉があります。これは19世紀のイギリスで多くの商工業都市が発展した際、王侯貴族に代わって都市の主役となった市民が、新たな都市づくりを支えていくことを自らの使命としたことを起源とする言葉です。自分の住み暮らす地域に愛着を持ち文化や歴史を誇りに思う気持ちと、当事者として地域をより良くしていくという意識が、いつの時代においてもまちづくりの原動力となるのです。花巻市の近年における人口の動きを見ると、特に18歳から24歳の転出超過が多く、進学や就職を契機に都市部へ転出しているものの、30代から40代は県内外とも転入が増加傾向であり、子育て世帯の転入は増えています。継続的に若い世代を花巻に迎え入れるためには、地域にある自然や文化、産業を活用し、若い世代が地域で働き、得られた所得を地域で消費し、地域内で経済を循環させる持続可能な循環型社会を実現しなければなりません。そのためには、人々の心の豊かさや地域で大事にされる歴史や文化等の定量化できない質的価値を創り出す新たなまちの発展に向けた取り組みが必要となります。市民が愛着を持ち誇りに思う地域資源の背景やストーリーを共有することで、多くの市民が花巻の魅力を楽しむことからシビックプライドを醸成し、自らの住み暮らす花巻の魅力を地域の内外へ発信することが求められます。若い世代が地域への愛着と誇りを持ち、地域の未来に自らの人生を重ね合わせて希望を描き、自ら地域をより良くしていく当事者意識を高め、持続可能な活気溢れるまち花巻を創造します。

 

未来の創り手と共に成長する

先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられたSociety5.0※時代の到来、感染症の世界的流行といった突発的で危機的な事態の発生等、子供たちは、親世代の私たちでさえ答えを持たない問いに立ち向かわなければなりません。明確な答えのない問いに対処するためには、目の前の事象から解決すべき課題を見出だし、主体的に考え、多様な立場の人々と協働的に議論し、皆が納得できる解を生み出す資質や能力が求められます。デジタル時代にふさわしい質の高い教育の実現を掲げたGIGAスクール構想※に基づき、花巻市においても市内小中学校の児童生徒に1人1台端末が整備され、子供たちはこれまで以上に多くの情報に接する環境に置かれます。しかし、デジタル端末は使う者の思考を経ることなく簡単に答えを導き出してくれる道具ではなく、あくまで情報の収集や分析に有用なツールに過ぎないことを意識しなければなりません。自らの設定した課題の解決に資する情報を主体的に選び出して的確に分析するためには、課題に真剣に向き合い深く思考し、多くの人と考えを共有することが欠かせません。私たちは、様々な職業や社会経験を有する会員同士が、地域の課題について日々議論を交わし行動している組織としての強みを活かした青少年育成に取り組む必要があります。地域の子供たちに対し、他者とのコミュニケーションを通じて人間関係を築き、対話や協働を通じて課題に対処する経験を積む機会を創出することが求められます。これからの世の中がいかに変化が激しく予測の困難な時代になったとしても、子供たちには自らが思い描く幸せを実現して欲しいという親であれば誰もが子に抱く自然な愛情こそが青少年育成の原点であります。大人である私たちも子供たちと共に課題に取り組むことで、不確実性の時代にあっても希望を持って確かな歩みを進めていく大切さを学び、共に成長することができるのです。子供たちが氾濫する情報に惑わされるのではなく、自らの考えで進むべき道を切り拓き、社会の中で自立して他者との関わり合いを持ちながら生き抜く力を育み、地域の課題解決を担う未来の創り手となるよう共に成長し、笑顔溢れる明るい未来の花巻を創造します。

※Society5.0:仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会。
※GIGAスクール構想:Global and Innovation Gateway for Allの略称。1人1台端末と高速大容量の通信環境を一体的に整備し、ICTや先端技術を効果的に教育に活用する構想。

 

多くの出会いから組織を活性化する

地域に住み暮らす多くの青年が集うことで、置かれた立場や価値観が異なる者同士の議論を活性化し、より多くの建設的な意見が生み出されます。多くの人との出会いは個々の会員を成長させ、組織としても地域に貢献するための新たな価値を創造する源泉となるのです。また、より多くの会員が集い、心を一つにして運動を発信することができれば、地域に対して力強いインパクトを生み出すことができます。花巻青年会議所で活動することによって、多くの人とのネットワーク、自己成長の機会、社会や地域に関する様々な情報等が得られます。そして、地域に貢献する経験を積むことで、自分自身の意識をより良く変化させる機会が得られます。拡大運動は組織と地域との最大の接点であり、それを担うのは個々の会員です。全ての会員が自分事として拡大運動に取り組み、入会候補者と向き合って熱意を持って青年会議所で得られるものを伝え、仲間を一人でも多く増やしていかなければなりません。会員一人ひとりが活動を楽しみ充実感を持つことで、入会候補者に対して自然と魅力を伝えることができるようになります。新たな仲間との出会いに好奇心を持ち、様々な場面で地域の青年と進んで交流することで、入会候補者へのアプローチの機会が生まれます。入会候補者へのアプローチを続けることは市民の意識変革に向けた行動そのものであり必ず自己の成長にもつながります。また、市民に対して魅力ある事業を行うことで、青年会議所の運動や活動に対する共感を呼び起こし入会へと導きます。相手の立場に敬意を持って耳を傾け、自らの経験に基づいた言葉で青年会議所の理念や魅力を伝え、共感を持って青年会議所の運動に加わる仲間を増やし、志を同じくする多くの仲間と共に力強く運動を発信する組織へと進化します。

 

個々の会員が成長を遂げる組織となる

花巻青年会議所は、近年の会員拡大の成果により多くの入会者を迎え入れ、新たに加わった会員が意欲を持って活動しています。個々の会員の活動を組織としての運動に昇華させるためには、青年会議所の基本的な事項に関する知識を習得する機会を増やして行く必要があります。青年会議所では単年度制の下で個々の会員がそれぞれの役割において能力を発揮することが求められます。役割を果たすことで得られる経験は、自らの視野を広げ、青年経済人としての資質を高める絶好の機会となります。青年会議所の理念や運動、組織に関する理解を深めることは、このような成長の機会をさらに価値あるものに高めます。また、青年会議所での活動の基本単位は委員会であり、委員会が一つのチームとなって事業を構築していかなければなりません。このような委員会活動の中で、個々の会員は様々な役割を果たし、達成感を持って自らを成長させることができるのです。会員同士が互いを高め合いながら充実した委員会活動をしていくために、互いの価値観を認め合いながら心を一つにしていくチーム運営の方法を学んでいかなければなりません。青年会議所という学び舎で志を同じくする多くの仲間と共に切磋琢磨した個々の会員が、青年会議所での経験を仕事や家庭に活かし、地域や社会に貢献することのできる人財を増やし続けることで、地域に持続的なインパクトを与える組織へと進化します。

 

結びに

2011年3月11日、東日本大震災が発災した時、私は駆け出しの弁護士として仙台におりました。その年の4月から地元である花巻に戻り法律事務所を立ち上げる予定で奔走していた私は、開業の目途が立たないまま、宮城県の沿岸地域の避難所に行って連日のように被災された方々の法律相談を受ける日々を過ごしました。財産や家族までも失って極限の不安を抱えている方々の声に耳を傾け、少しでも不安を取り除くことができればと思いながら自分が伝えられることを精一杯お伝えすることに無我夢中で取り組みました。自分は社会に対してどんな貢献ができるのかを深く考えさせられた日々でした。ライフラインや交通手段が復旧し物流も戻り始めた2011年10月、私は弁護士として生まれ育った地域に貢献できる仕事がしたいとの思いを新たにし、地元である花巻で法律事務所を開業いたしました。

開業から間もなく先輩方から入会を勧めていただき、私は花巻青年会議所の門戸を叩きました。入会当時、右も左も分からなかった私の目には、創立55周年の記念事業や記念式典を成功に導くために一丸となって活動している先輩方の姿が映っていました。それぞれに役目を果たそうとする人々が大きな目標に対して一つになって向かっていく時、その全体も一人ひとりも光り輝いて見えるほどに美しいと感じました。

与えられた場所で自らに課した役目を懸命に果たそうとする姿は美しい。

青年会議所での活動においては、地域をより良くしようとする事業が最大の効果を生み出すために、時に多くの時間や労力を要したり、真剣に取り組むあまり仲間との擦れ違いを生じたり、九割九分が苦難ではないかと思う程に辛い時もあります。しかし、その最後の一分にはいままで経験したことのない光明が見えるのです。その輝きは何事も諦めずに行動し続けた者だけが放つ光であり、その光が周囲の人々や地域を明るく照らし出します。決して自分一人では成し遂げられないことも、信頼し合える仲間たちと一緒であれば、その過程にどんな困難が待ち構えていたとしても共に乗り越えて成し遂げられることを、私は青年会議所の仲間たちから学びました。先輩の背中を追い、仲間の成長を目の当たりにし、自らを省みて気づきを得ながら行動を起こすことで成長を遂げることは青年会議所の最大の魅力であり、自らを成長させることが地域に対する貢献になると確信しています。

また、自分一人で青年会議所での活動を続けることは到底できることではなく、私の意志を理解して支えてくれた家族がいたからこそ続けられていると心から感じます。私が青年会議所に入会して学んだ一番大切なことは、家族に対して常に感謝の気持ちを忘れずに、その気持ちをしっかりと向き合って伝えることです。一番身近な存在である家族の共感が得られなければ、職場や青年会議所の仲間たち、そして地域の方々の共感を得ることはできません。自分を理解して支えてくれる全ての方に対する感謝を胸に、理事長の職を全うするべくひたむきに進んでいきます。

創立65周年を迎える本年度、会員一人ひとりが互いに敬意を持って切磋琢磨することでJAYCEE※としての成長を遂げ、常に見守ってくださっている周囲の方々への感謝の気持ちを抱き、心を一つにして地域に貢献できる事業に取り組み、私たちの地域への想いに対して市民の共感を生み出すことで「明るい豊かな社会の実現」へ向けて運動を展開していきます。

※JAYCEE:青年会議所に所属する個人を称する。

 

公益社団法人 花巻青年会議所
第66代理事長 安部 修司

 

65周年特別室

副理事長

佐藤 貴哉

担当室長

神山 俊介


 

65周年特別委員会

委員長 新田 真理子

基本(運営)方針

時代と共に変容する地域課題に向き合い、まちづくりやひとづくりの運動を積み重ねてきた花巻青年会議所は、近年の拡大運動で多くの会員を迎え入れ、新たに加わった意欲ある会員の経験や価値観によって活力溢れる組織へと成長してきました。65年の歴史を持つ我々は、より効果的な運動推進と持続的なインパクトの創出に向けて、連綿と紡がれてきた歴史や伝統へ深い敬意と感謝を込め、次世代へこの組織を継いでいく必要があります。まずは、時代が移り変わる中でも変わらぬ花巻青年会議所の意義を認識するために、現在に至るまでの歩みを振り返り、花巻青年会議所の65年の歴史や伝統を継承する機会を創出することで、先輩方への敬意と感謝の想いが醸成され現役会員の心が一つになります。そして、これまでの歴史とその上に成り立つ我々の想いを未来に紡いでいくために、新たなチャレンジを盛り込んだ創立65周年記念行事を執り行い、これまでの感謝とこれからの運動に対する我々の決意を表現することで、先輩方と現役会員との共感が生まれます。さらに、持続的な組織として関係諸団体との協働を推進していくために、様々な形式で参加できる記念行事を開催し、これまでの軌跡を共に振り返りながら相互理解を図ることで、花巻青年会議所の歴史や事業について理解が深まり関係諸団体との共感が生まれます。また、65年の歴史や伝統を次世代へ紡いでいくために、多様なステークホルダーに向け記念行事や記念誌、ホームページやSNSで65年の歩みを発信しながら巻き込むことで、我々の運動に対する共感が生まれ新たな時代を切り拓く同志としての輪が広がります。我々会員一人ひとりが65年の歴史と伝統を改めて認識し、持続的で活力溢れる組織として、志を同じくする先輩方や多様なステークホルダーとの繋がりからより効果的な運動と大きなインパクトが持続的にもたらされ、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)花巻青年会議所創立65周年を記念する行事の開催
2)花巻青年会議所創立65周年を記念する対外配布資料の作成

 

国際共生委員会

委員長 髙橋 正行

基本(運営)方針

国境を越えて人や情報の交流が活発な現代社会、花巻市においても外国人の定住人口が増加傾向にあり国際的な視点を持ち異なる文化や価値観への理解を促進していくことが求められています。一方で、言葉や習慣の違いにより不便を感じている定住外国人や、受け入れる側も同じ理由で交流に壁が存在するのが現状で、国籍や民族の違いに関わらず日本人も外国人も地域社会を支える主体として共に生きることのできる地域づくリが必要です。まずは、異なる文化的背景を持つ者同士が共存できる環境を構築するために、多くの市民を巻き込み多様性あふれる思考から新たな質的価値を発掘し、まちの発展に活用することで、多様な文化的背景を持つ者の社会参画が進み国際共生への地域基盤が確立されます。そして、国際社会の文化的背景から来る考え方の違いに理解を深め柔軟に受け入れる環境を構築していくために、多くの市民と定住外国人が互いの文化を学び理解し、交流する機会を提供することで、互いの文化的背景への理解が深まり共生社会への起点となります。さらに、まちの国際化を促進するために、目的や習熟度に合った日本語を学ぶ環境を拡充し、異なる文化や価値観を持つ人々と出会いを楽しみながらコミュニケーションを図る機会を創出することで、定住外国人が地域との関わりを持ち続けられる環境を構築します。また、渡航経験の有無や語学力に関わらず世界に対し興味関心を持てる地域づくりを推進するために、関係諸団体や地域企業が持つ情報で地域のニーズに合ったネットワークを構築し、発信から波及効果を生み出すことで、国際共生が育まれ世界への眼が開かれます。障壁の解消により国籍を越えた人々が身近な存在となりコミュニケーションを重ね、異なる文化を持つ者が尊重し合い共感が育まれたことにより、多様性を活かす地域社会を基盤とし包括的な多文化共生社会が構築され、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)花巻青年会議所65周年を記念する国際共生事業の企画運営

 

 

総務室

副理事長

松坂 宏良

担当室長

西村 俊昭


 

総務委員会

委 員 長    阿部 健

基本(運営)方針

花巻青年会議所はこれまで誇りあるまち花巻の創造を理念に掲げ、先輩方が築き上げてきた信頼や様々な繋がりの下、青年経済人の真摯な情熱を結集した活動や運動を展開してきました。今後も市民から信頼され地域を牽引していく団体であり続ける組織の下支えとして、まちづくりを通じていきいきと暮らせる魅力あるまち花巻の創造に向け、組織について会員一人ひとりが理解し心を一つにできる強固な基盤を確立していく必要があります。まずは、花巻青年会議所の方針を会員が理解するために、予算や人事等が決議される総会の重要性と参加が会員の責務であることを伝え、組織として方針を会員で共有し採決することで、組織の一員であることの自覚を持てる意義のある総会となります。そして、花巻青年会議所創立65周年の節目を迎えるにふさわしい一年とするために、会員一人ひとりが感謝の気持ちとおもてなしの心を持って来場して頂いた方々をお迎えし、一致団結した賀詞交歓会を行うことで、会員が事業へ参加する意欲が高まります。さらに、昨年度の感謝と本年度の方向性を関係諸団体に伝えるために、歴史や伝統を守り重んじる厳粛な式典を行い、これまでの歩みへ感謝すると共に本年度の新たな決意を発信することで、我々の運動へさらなる理解と協力を得ます。また、65周年記念行事がスムーズに行われるために、担当委員会と綿密な打ち合わせと事前準備をすることで、円滑に事業が進む助けとなります。そして、より強固な組織運営の基盤を確立するために、組織の要として各事業の下支えをし、価値のある活動を行える環境を整えることで、会員間の意思を統一します。これからも会員一人ひとりがいきいきと暮らせる魅力あるまち花巻を創造し続ける団体として、次の世代へインパクトを与え続ける組織へと進化した我々の運動が市民に伝播され、明るい未来へ向けての共感の輪が広がる誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)1月定時総会及び8月・11月臨時総会の設営
2)賀詞交歓会の企画・運営(1月)
3)65周年を記念する行事の開催についてのサポート
4)その他総務室運営規定に関する職務

 

広報・渉外委員会

委 員 長    金澤 堅哉

基本(運営)方針

現在、人と人との交流や行動様式に急激な変化が現れ、インターネットの発達によるビジネス形態の変化や情報発信の方法が便利になる中、他者と交流する場や活動する機会は減少傾向にあります。発信を通じて共感を得ることは地域との協和に繋がり、交流は気づきを高め連携の場として機能することから、多種多様なステークホルダーとの強固な連携と移り変わる時代を先駆けた広報戦略を練り上げ組織を一層活性化させる必要があります。まずは、市民に運動の成果と想いを伝えるために、1年間の運動内容を対外広報誌として発刊すると共に、SNSやホームページを同時活用した広報活動を展開することで、我々の運動に多くの市民から共感と賛同を得ます。そして、青年会議所の存在理由を伝播するために、様々なSNSを連動しホームページに誘導していくことで、市民に当組織の理念や指針等の詳細が理解されます。さらに、我々の運動や活動の内容をより効果的に伝えていくために、日々進化していくSNSの発信方法を理解した上で展開し、興味や関心を持つ市民がフォロワーとして増加することで、市民に対して影響力を与えるインフルエンサーとなります。また、 会員が様々な運動へ参加する意欲を持つために、各種大会や記念式典といった各地会員会議所に関する情報を速やかに提供し、会員が能動的に参加できる環境を作ることで、交流や学びを得る機会が創出されます。そして、情報開示責任を果たし市民から理解を得るために、ホームページにて組織に関する適正な資料と財務資料の公告を財政審査会議と連携し情報公開することで、公益法人としての透明性確保されます。我々が取り組む まちづくりやひとづくりの運動が、広報活動を通じて市民へ周知されたことで共感が生まれ、志を同じくする者が相集い共に運動に参画するきっかけとなり、ステークホルダーとの強固な連携が確保され、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます 。

基本計画・年間スケジュール

1)対外広報誌の発刊
2)65周年を記念する対外配布資料の作成についてのサポート
3)JCI、日本青年会議所、東北地区協議会、協議会の各種大会や行事への参加設営
4)対外情報発信の重要なツールとしてホームページの製作、SNSを利用しての対外情報発信
5)報道機関との連携
6)平塚青年会議所との相互連携に関わる職務
7)他協議体からの事業等に関する連携推進に関する職務
8)LOM基本資料、各種事業、予算決算、委員会活動等の情報公開
9)各種事業及びJC諸活動の記録・整理
10)花巻市、花巻市社会福祉協議会、富士大学との協定書に基づく連携(広報に関する事項)
11)会員拡大に関する職務
12)事業におけるステークホルダーとの連携
13)その他総務室運営規定に関する職務

 

 

社会開発室

副理事長

小國 奎馬

担当室長

高橋 和也


 

環境共生委員会

委 員 長    伊藤 龍志

基本(運営)方針

地球温暖化が原因と考えられる異常気象による被害が世界各地で多発する現在、花巻市では地球温暖化対策を推進するための地域特性に配慮した仕組みづくりや、推進体制等への課題を挙げており、より地域が一体となる取り組みが求められています。世界規模の目標に向けて地域からの挑戦が必要不可欠であり、環境と共生する地域を目指し地球温暖化問題の解決に向けて関係諸団体や市民と手を取り合い脱炭素を推し進める必要があります。まずは、会員一人ひとりが脱炭素に向けた取り組みを自発的に行うために、職業やライフスタイルに応じた身近な所から始められるアクションプランを設定することで、会員の地球温暖化問題に対する当事者意識が高まります。そして、市民や地域企業、自治体が地域の課題として地球温暖化問題に取り組む機運を高めるために、幅広い世代が身近な課題として向き合う場を創出し、共通の課題として認識すことで、地域に共感の輪を広げます。さらに、豊かな自然環境を次世代に引き継いでいくために、子供たちと体験活動を通して地球温暖化問題について学び、一人ひとりが主体的に取り組む場を創出することで、環境と共生する未来の創り手を育みます。また、地球温暖化問題を地域から解決していくために、再生可能エネルギー等の地域資源を活用する学びの機会を創出し、方向性を示すことで、花巻から地域脱炭素に向けた取り組みを推し進めます。そして、環境と共生する持続可能な活気あるまちづくりを実現するために、市民や地域の関係諸団体とのパートナーシップを強化し、協働することで、地域の未来に向けてより強固な連携を生み出します。脱炭素社会が身近な存在として地域に認識され、一人ひとりが環境に配慮した身近な取り組みを行ったことにより、持続可能な社会を次世代に繋いでいくことが可能となり、関係諸団体との強固な連携の元で環境と共生し誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)9月例会の企画・運営
2)元祖わんこそば全日本大会に関する職務
3)その他、社会開発室運営規定に関する職務

 

青少年育成委員会

委 員 長    髙橋 寛基

基本(運営)方針

近年感染症拡大における行動様式の変化や地域コミュニティにおける交流機会の減少、Society5.0の実現へ向けた人財育成の推進等、子供たちを取り巻く環境が変化する中、花巻市では子供たちのコミュニケーション能力を育成する重要性を掲げています。不確実な時代にあっても自らの考えで進むべき道を切り拓き、未来の創り手として多様な立場の人々と学び合い逞しく生き抜く強さと思いやる心の大切さを育む必要があります。まずは、子供たちが他者を仲間として受け入れ地域の未来に希望をもたらすために、多様な立場の人々と楽しみながら交流する出会いの場を創出することで、新たな交友関係が築かれ笑顔の輪が広がります。そして、未来へ向けて進むべき道を仲間と共に切り拓く存在となるために、子供たちが心ときめくような体験活動の中で仲間や多様な立場の人々との意見交換や協働を通じて、豊かな自己表現力と互いを認め尊重し合える心が育まれます。さらに、地域の未来を創造していく人財となるために、体験活動の中にデジタル技術の要素を盛り込み、能動的な学びを得ることで、主体的に考え自己の答えを導き出す能力が養われます。また、子供たちが思いやりの心を持ちはつらつと生きていくために、スポーツを心から楽しみ仲間と共に切磋琢磨し達成感を分かち合える場を提供することで、関わる全ての人たちへ感謝の気持ちを持つ健やかな子供たちへと成長します。そして、花巻に住み暮らす人々が魅力溢れる花巻を創造していくために、市政の現状やより良い地域の未来を考える機会を創出することで、積極的なまちづくり参画への当事者意識が高まります。人々の多様な価値観に対する理解や相手を慮る心が育まれた未来の創り手に成長した子供たちが、仲間や多様な立場の人々と共感の輪で繋がり、能動的な行動力と思いやりの心を持ち、輝かしい未来へ躍進する人財となり誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)7月例会の企画・運営
2)JCカップ事業の企画・運営
3)その他、社会開発室運営規定に関する職務

 

 

担当常任理事

佐藤 敬文


地域の質的価値創造委員会

委 員 長    小原 朋久

基本(運営)方針

現在、花巻市では若年層の人口流出が続いている中でも30代から40代の子育て世代の転入が増加しており、子育て世代を花巻に迎え入れ続けるには、花巻の地域資源を活かしたまちづくりが求められています。自分の住み暮らす地域に愛着を持ち文化や歴史を誇りに思う気持ちを原動力とし、自ら地域をより良くする志を持った花巻市民と共に、地域経済による持続可能な循環型社会の実現に向け新たな質的価値を創造する必要があります。まずは、自分の住み暮らす地域への愛着をより一層深めるために、地域の歴史や文化を活かした誰もが楽しめるまちづくり事業を市民参画のもとで行い、地域に脈々と受け継がれてきた想いを共有することで、人と地域の繋がりを強固にします。そして、市民が誇りを持ち地域社会の一員としての自覚を養うために、関係諸団体や市民と密に連携し、地域のストーリーに紐づくモノやサービスを共創することで、花巻の地域資源を活かした新たな魅力を創造します。さらに、人と人との絆を深めるために、子供から高齢者まで多様な人と触れ合う機会を提供し、様々な価値観を柔軟に受け入れることで、市民の心の豊かさが育まれ誰もが住みやすいまちを実現します。また、将来の担い手である子供たちに地域資源の魅力と価値を繋げるために、地域に希望を持ち共感と笑顔が生まれるまちづくり事業を行い、子供たちや子育て世代を巻き込み、魅力的で活気溢れる地域を創造します。そして、地域活性化のために、人や地域のもつ心から伝えたいストーリーを発信し、共感の連鎖を生み出すことにより、持続的に市外の多くの方々が花巻を訪れる機会を増やします。市民や関係諸団体との地域の新たな質的価値創造という共同体験を通して、歴史や文化の魅力がより浸透し花巻への愛着と誇りが備わり、醸成されたシビックプライドをもとにまちづくりへの原動力を持った市民が生まれ誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)4月例会の企画・運営
2)イーハトーブフォーラム花火大会の企画・運営
3)その他、社会開発室運営規定に関する職務

 

 

会員開発室

副理事長

佐藤 芳樹

担当室長

黑須 修一


 

会員拡大委員会

委 員 長   久保田 龍元

基本(運営)方針

感染症の影響により従来の活動に制限がかかる中でも花巻青年会議所は、一人ひとりがより良い地域の未来に向けた精力的な活動と積極的な拡大運動を推し進め、多くの熱意ある会員を迎え入れて、より大きいインパクトを生み出す組織に成長してきました。これからも変化し続ける環境に的確に対応した青年会議所運動への積極的な参画と、花巻市民を巻き込んだ活気溢れる事業を通して、さらなる拡大運動の輪を広げていく必要があります。まずは、全ての会員がお互いを理解した上で拡大運動を多角的かつ横断的に推進するために、入会候補者となる方の情報共有を密に行い、会員の持つ情報を分析した上で効果的に結び付けることで、地域や人の繋がりを活かした丁寧な対応のできる体制を構築します。そして、候補者が理念や魅力に対する理解を深め入会して頂くために、SNSやクラウドサービス技術を積極的に取り入れた拡大運動を行い、柔軟で時間や場所の自由度の高いアプローチをすることで、多様な接点を活かした深いリレーションシップが構築されます。さらに、候補者に青年会議所の運動をより身近に感じて入会の意思を固めて頂くために、会員が直接拡大の一翼を担う機会を設け、会員自身の言葉で我々の地域における運動の楽しさや仲間の魅力を伝えることで、会員一人ひとりが参加する拡大運動が展開されます。また、花巻青年会議所の理念と運動を深く理解した上で事業に参加してもらうために、新入会員を対象とする、歴史や年間を通した運動の流れを把握できるフォローアップセミナーを開催することで、目的や計画性を持った積極的に事業に参画する人財に成長します。新たな手法を取り入れた拡大運動と積極的な参画や仲間と築いた協力体制が、多くの会員を迎え入れ、いままで以上に大きく強固で美しい組織となり、市民を巻き込む活気ある事業を通じ地域に大きなインパクトを与え、誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)会員拡大(通年)
2)例会の企画・運営(2月)
3)新入会員フォローアップセミナーの開催(9月)

 

会員開発委員会

委 員 長   晴山 貴宏

基本(運営)方針

近年会員拡大の成果で会員が増え活発に運動が展開される一方で、昨今の感染症の影響に伴い組織全体が集う事業を行うことが制限される状況となり、会員同士が尊重し理解を深める機会が減少しています。会員の半数以上が入会3年以内となったいま、改めて組織としての団結力向上だけでなく、会員同士が切磋琢磨し青年経済人として一人ひとりが知見を広げ、地域を共創する当事者意識をもった意欲のある人財に成長する必要があります。まずは、花巻青年会議所への知識と理解を深めるために、先輩方が築いてきた組織の歴史や活動の意義に触れることで、一人ひとりが自発的に学び考え探究する意欲をもたらします。そして、個々が習得した知識を会員同士が共有共感するために、交流や対話の機会を設けることで、聴く力や伝える力とコミュニケーション能力の向上を図ります。さらに、組織活動で生まれる効果の質的価値を高めるために、会員同士の理解を深め信頼関係を構築することで、委員会や組織全体の結び付きを強固なものにします。また、青年会議所での学びと経験を地域課題の解決に活かすために、委員会や各事業への参加参画に巻き込み、会員の価値観や視野を広げることで、地域貢献に積極的に取り組む人財を育成します。そして、これまで花巻青年会議所を先導してきた卒業生の意志と経験を受け継いでいくために、卒業生の想いを会員が受け取り共有することで、これからの組織活動の士気を高める原動力とします。さらに、卒業生と共に全会員の記憶に残る卒業式を挙行するために、全会員が一致団結し作り上げることで、卒業生の花道を飾り感謝と敬愛の念を伝えます。会員一人ひとりが青年会議所への知識と理解を深め、積極的に活動に参加し行動を起こす向上心の高い人財となって、強い信頼関係で結ばれた会員が組織の成長と資質の高い運動を担うリーダーとして地域課題を解決した誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。

基本計画・年間スケジュール

1)会員の能力・意識向上の寄与に関わる事業の企画・運営
2)卒業式の企画・運営
3)会員拡大に関わる総合サポート
4)その他会員開発室運営規定に関わる職務

 

 

執行部

 

専務理事

菊池 久範


出向担当理事

下坂 大夢


事務局長

菅野 篤史

事務局次長

佐藤 仁勇

事務局次長

久保田 裕己


 

財政審査会議

議長

髙橋 大樹

副議長

戸田 誠治


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