第67代理事長 佐藤貴哉 君

広報拡大委員会では会員や委員会にインタビューを行い、花巻青年会議所の会員の魅力を伝えていきます!
記念すべき第1回目は2023年度理事長 佐藤貴哉君です。



理事長を志そうと思ったきっかけはなんですか?



――まずひとつは、今まで自分がこれまでやってきたことを周りに還元していかなければいけないと思ったからです。JCは様々な機会に溢れています。でもその機会って当たり前に与えられるわけではなくて、先輩方や周りの方のおかげで用意されていて、だからこそ、そこで得た経験をメンバーに還元したい、しなければならないと思うようになりました。もうひとつは、応援してくれる人とか自分のことを慕ってくれるというか、「お前だったら」と言ってくださる人がいたから。当初は自分が理事長を務めるなんて畏れ多いと思っていましたが、途中から、機会をいただけるのであれば、挑戦しようという気持ちが芽生えました。花巻青年会議所に理事長は1人しかいない。それを担う機会ってなかなかないですし、すべてはメンバーのためにと決意しました。

花巻に対しての想いを教えてください。




――大学時代から9年間東京にいて、東京での生活に満足していましたし、正直に言って、元々花巻にそこまで愛着がありませんでした。そこから東日本大震災を機に地元に戻って家業に従事するようになり、自分がここで生活してみて改めて花巻の良さを感じるようになりました。それと、私が経営している会社は、私で8代目になるのですが、会社は今日に至るまで地域に生かされて来ました。私自身も一緒に仕事をする従業員さんも地域の一構成員なので、地域が良くならないと自分の会社も良くならないですよね。でも誰がこのまちを良くするのか、それは誰か知らない人がやってくれるのではなく、このまちに住み暮らす自分たちしかいません。そう考えた時に、地域をより良くすることに携わることが如何に大切なことか、青年会議所で学ばせてもらいました。



理事長の意気込みを教えてください。



――JCは単年度の組織ですが、そのとき、その1年が良ければいいという運動ではなく、仕組み化することで今後も継続的により良くなっていくと考えています。まちのビジョンをつくることもそう。今まで花巻青年会議所には組織のビジョンである運動指針がありますが、「こういうまちだといいな」といった、ありたいまちの姿をビジュアル化して、そこに向かって様々な角度から運動を展開できれば、このまちもJCもより発展していくと思います。そのまちビジョンを自分たちだけで考えるのではなくて、多様なステークホルダーを巻き込んで、色んな人から共感が集まるビジョンを掲げることができたら、運動の力はもっと大きくなりますし、2023年度はそこにこだわってやっていきたいと思います。

どのような1年にしていきたいですか?



――ここ数年で目に見えて変わったことは、女性が増えていることです。数年前までは4~5名しか在籍していませんでしたが、今は12名が在籍し、4名が理事を務めています。在籍している会員の属性も変わって来ていますし、周りの環境も変わってきているからこそ、中身も変わっていかなきゃいけない。そういう意味で、主体的に行動できる人財が求められています。一方で、ただ単に主体的であることは、「自分がやりたいことだけやる」ともなりかねないので、しっかりと理念や向かうべき方向性が浸透した状態で主体的に行動するメンバーを1人でも多く増やしていきたいと思いますし、それを社業に活かしてもらいたいですね。

スローガンに対する想いを教えてください。



――2023年度の構想を描くうえで、「多様性」、「対話」、「共感」の3つを強く意識しました。そのうえで、これまでのJCに入会してから自分自身が意識して来たことで、メンバーにどこに向かってほしいかを考えたときに、シンプルですがチャレンジという言葉にたどり着きました。移り変わりの早い現代だからこそ、変化を恐れることなくチャレンジすることで、より良い花巻の未来を創っていきたいと思います。会員一人ひとりのチャレンジを実現することが私自身のチャレンジです。



花巻青年会議所の魅力を教えてください。



――まず一つ魅力だなと思うのは、様々な選択肢があるなかで、私たちの組織は会員が増え続けていることです。全国の青年会議所では会員数が減っているケースも多く見受けられますが、花巻青年会議所は長いスパンで見ると、会員が増え続けています。それは主体的に行動できる人が増えてきているからだと思いますし、そういうメンバーが在籍しているということが花巻青年会議所の魅力のひとつではないでしょうか。それから、多様な人財が在籍していることも挙げられます。ひと昔前までは、経営者の集まりだというイメージを持たれがちでしたが、今は企業の従業員や行政職員、NPO、主婦もいて、様々な会員が在籍しているからこそ、自分の仕事だけでは巡り合えない人と巡り会えますし、そういう人たちと一緒に運動を構築し、自分たちの手で地域をより良くすることができる環境は素晴らしいと思います。あとは単純に良い人が多い(笑)そんなメンバーがいる組織は本当に誇らしいですし、それと同時にメンバー同士が高め合うことで、もっと素晴らしい組織になると思います。

最後に、貴哉理事長の趣味を教えてください。



――最近はもっぱらサウナですね(笑)昨年、日本青年会議所に出向させていただいたのですが、毎月のご当地会議で全国を回った際には、サウナ行かなかった日がないくらいサウナにはまっています。出向先の大石議長からサウナの手ほどきを受けたのがきっかけで通うようになりました。出張から帰って来たときや、大事な会議の前、頭の中の整理をしたいときなど、今ではなくてはならない存在です。



■Profile
佐藤 貴哉(さとう たかや)
株式会社相庄 代表取締役

花巻市出身 1985年生まれ 
2019年花巻青年会議所入会

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