基本(運営)方針
現在、花巻市では若年層の人口流出が続いている中でも30代から40代の子育て世代の転入が増加しており、子育て世代を花巻に迎え入れ続けるには、花巻の地域資源を活かしたまちづくりが求められています。自分の住み暮らす地域に愛着を持ち文化や歴史を誇りに思う気持ちを原動力とし、自ら地域をより良くする志を持った花巻市民と共に、地域経済による持続可能な循環型社会の実現に向け新たな質的価値を創造する必要があります。まずは、自分の住み暮らす地域への愛着をより一層深めるために、地域の歴史や文化を活かした誰もが楽しめるまちづくり事業を市民参画のもとで行い、地域に脈々と受け継がれてきた想いを共有することで、人と地域の繋がりを強固にします。そして、市民が誇りを持ち地域社会の一員としての自覚を養うために、関係諸団体や市民と密に連携し、地域のストーリーに紐づくモノやサービスを共創することで、花巻の地域資源を活かした新たな魅力を創造します。さらに、人と人との絆を深めるために、子供から高齢者まで多様な人と触れ合う機会を提供し、様々な価値観を柔軟に受け入れることで、市民の心の豊かさが育まれ誰もが住みやすいまちを実現します。また、将来の担い手である子供たちに地域資源の魅力と価値を繋げるために、地域に希望を持ち共感と笑顔が生まれるまちづくり事業を行い、子供たちや子育て世代を巻き込み、魅力的で活気溢れる地域を創造します。そして、地域活性化のために、人や地域のもつ心から伝えたいストーリーを発信し、共感の連鎖を生み出すことにより、持続的に市外の多くの方々が花巻を訪れる機会を増やします。市民や関係諸団体との地域の新たな質的価値創造という共同体験を通して、歴史や文化の魅力がより浸透し花巻への愛着と誇りが備わり、醸成されたシビックプライドをもとにまちづくりへの原動力を持った市民が生まれ誰一人取り残さないまち花巻が実現されます。
基本計画・年間スケジュール
1)4月例会の企画・運営
2)イーハトーブフォーラム花火大会の企画・運営
3)その他、社会開発室運営規定に関する職務
副委員長
佐々木 雄泰
運営幹事
金子 雄大
委 員
角掛 慧介
下坂 大夢
藤原 誉